アフリカで、どうして

サイの密猟を

止められないの?

厳しく取り締まれないの?

サイの密売によって莫大な利益が

得られることから、大規模な

国際犯罪シンジケートが

密猟ビジネスとして

サイの密猟に関与しています。

 

 

そのため、豊富な資金でレンジャーよりも

密猟者の方が高性能の装備を

整えるので、密猟の成功率も高くなり、

取り締まりが難しくなっています。

 

場合によっては取り締まる側の

レンジャーや警察関係者などが

密猟に加担してしまう場合

あります。

 

サイの角の違法取引で得た利益が

テロ組織の資金源になることも

指摘されています。

 

 

言うまでもなく、南アフリカを始めとする

生息地ではサイの保護のための努力が

続けられていますが、こうした背景が

あるために、なかなか成果が上がらず

サイにとっては大変厳しい状況が

続いているのです。

 

 

サイの密猟は本当に残酷なものです。

密猟者は角を根元から掘るように

切り取るためにサイの顔を破壊します。

 

サイは撃たれても身体が大きいので

なかなか死にません。

生きたまま身動きがとれない状態で

そうした残酷なことをされるのです。

その後、血の海のなかで、

傷口にはたくさんの虫がたかり、

サイは苦しみながら時間をかけて

息絶えていきます。

密猟者は、小さな子どもを

連れている母サイでも

容赦なく殺します。倒れたお母さんが

 角を奪われているところに近づく

子サイは、作業の邪魔だと

密猟者に追い払われます。

その際、傷つけられたり

殺される場合も少なくありません。

 

生き残った子は動かなくなった

母親に寄り添って泣き続けます。

母乳をもらっていた小さなサイは

衰弱死するか、ハイエナなど

他の動物に殺されてしまうか、

運がよければ人間に発見されて

保護施設に連れていかれます。


サイの角を買う人が

いなければ、

サイを殺して角を奪っても、

金儲けはできないので

密猟は止まるはずです。

 

 

密猟を止める

ためには、

何としても

サイ角を買う

ベトナムの富裕層を

止めなければ

なりません!